2015年9月5日土曜日

2015年7月の英語読書会報告


20157月の英語読書会では、MERE CHRISTIANITYBook 4「人格を超えたもの−三位一体論序説(BEYOND PERSONALITY OR FIRST STEPS IN THE DOCTRINE OF THE TRINITY)の第5章「頑固なおもちゃの兵隊さん」(THE OBSTINATE TOY SOLDIER)を勉強しました。

1. 人間は自然なままでは、頑固なおもちゃの兵隊さんのようなものである。おもちゃの兵隊さんは本当の人間になることを欲しないのである。しかし、神は創造した時に意図した人間に戻ることを欲しているのである。

2. 神の子は私たちが神の子となることができるように人となられた。私たちの本性は、自己中心的である。霊的な世界から遠ざかっていたいと思うのである。ルイスは、この人間を風呂ギライな汚い人間になぞらえている。

3.私たちが子供であった時にはおもちゃに命を吹き込むことができたら面白いと思った。そこでルイスはブリキの兵隊さんの例を取り上げた。このおもちゃの兵隊さんは命を吹き込まれるのはブリキが傷つく(spoilt)と考え抵抗するというのである。そこで、ブリキの兵隊さんは命を与えられるのに抵抗しあらゆることをするというのである。

4. 神は私たちに命を与えるために、いったい何をしたか。神の子は胎児となり、赤子となり、そして人間となった。神が人間となった結果は奇跡的なことであるのみならず、息をのむものであった。

5. 人類はすでに救われている。私たち個人はその救いをわが身のものとしなければならない。しかし、真に困難な仕事はー私たち自身ではできなかったことであるがーすでに私たちのために成し遂げられているのである。私たちは私たち自身の努力では霊的命を得ることはできなかったが、それは人間の世界に降りてきているのである。 

6. 話し合いでは、
 ルイスはBios Zoeという言葉を使って、人間が生まれながらに持っている命Biosは、自己中心的であり、Zoeという霊的な命は持ちたがらないと表現しているのは、キリスト教の本質的なポイントなのだろう。

人間は個別に存在しているように思えるが、実は人間集団(Human mass)ととらえるべきであるという考え方にハッとさせられた。

神が人間のためになしてくださったことの結果、人間は母親から受け継いだ自然の性質が完全に変えられてキリストの命を与えられたという記述があるが、これは、ローマ人への手紙第5章の中で、アダムによって罪が世に入り、一人の人イエス・キリストにより恵みの賜物が多くの人に豊かに注がれるという記述があるが、それと同じではないかと思った、


などのことが話された。

次回は、201596(日曜日)午後2時からです。
個所は、MERE CHRISTIANITYBook 4「人格を超えたものー三位一体論序説(BEYOND CHRISTIANITY: OR FIRST STEPS IN THE DOCTRINE OF THE TRINITY)の6章「TWO NOTES」を勉強します。
Native Speakerが2人も参加しているという恵まれた会です。また、翻訳を読んで参加される方もおられます。どうぞ自由にご参加ください。

by masujima