2015年6月7日日曜日

<修復的正義と平和構築セミナー>



カール・スタファー博士(牧師)、キャロリン・スタファー博士を迎えて
<修復的正義と平和構築セミナー>

 誰かが誰かに悪いことをしたとき、傷つけたときに、どうすることが正義なのでしょうか。
「目には目、歯に歯(出エジプト記21:24)」と旧約聖書では教えられたのに対して、新約聖書では「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい(マタイ5:39)」「七回どころか七の七十倍までも赦しなさい」と教えられています。打ってきた人に左の頬を差し出し、七の七十倍赦しているようであれば、どのようにして、“正義”が実現されるのでしょうか。
 修復的正義は、「やられたらやり返す」あるいは「悪いことをした人に罰を与える」ことによって正義を実現するのでなく、受けた被害の痛みに加害者・被害者・その周りの人すべてで向き合い、痛みを受けた人が癒され回復するために加害者が責任をとって歩むことによって実現させようとする哲学です。「イエスが復活された」それが修復的正義のもっとも典型的なモデルであり、源泉であるともいえます。その修復的正義の創始者ハワード・ゼア氏の後継者であるカール・スタファー博士(牧師)と、キャロライン・スタファー博士をお迎えしてお話を伺います。 
 お二人の実践の現場であるアフリカの内戦地の事例のみならず、米国での犯罪更生の取り組みや、日本の福島・水俣の訪問後の感想なども踏まえてお話いただきます。

2015年6月21日(日) 午後2時~午後5時
場所:日本福音ルーテル本郷教会 2階礼拝堂
   (東京都文京区本郷6-5-13 東京大学正門向かい本郷郵便局ウラ)
参加費:一般1,000円
主催:熊本大学  共催:本郷学生センター

<プログラム>
 午後2時 歓迎の言葉(安井宣生牧師/日本福音ルーテル本郷教会・本郷学生センター)
      本日の趣旨と講師紹介(熊本大学 石原明子/紛争解決・平和構築学/
                         日本福音ルーテル本郷教会会員)
 午後2時10分~
  講演:平和・女性・暴力―世界から日本へ(キャロリン・スタファー博士・東メノナイト大)

 午後3時10分~
  講演:ハワード・ゼア後の修復的正義:ゼア修復的正義研究所と東メノナイト大学修復的正義専攻の活動と展望(カール・スタファー博士・東メノナイト大学)

 午後4時 対談・参加者との対話

<講師紹介>
 カール・スタファー博士(米国 東メノナイト大学 正義と平和構築センター)
 キャロライン・スタファー博士(米国 東メノナイト大学 正義と平和構築センター)
 アフリカで16年にわたり、内戦などで対立によって傷ついたコミュニティのケアと和解と再生の仕事に取組み、現在は、コミュニティの対立解決やケアでは世界で最も強い中の一つ、米国の東メノナイト大学で紛争解決・平和構築を教えている。